アウター商品を購入してくださったお客様から「防水スプレーをかけたほう良いか」というご質問をよくいただきます。

まずは「防水」と「撥水」の大きな違いから説明させていただきます。

■防水と撥水の違い
本来「防水」とは、水の侵入を防ぐという意味でアウターの内側から止水テープを貼ったり、層になっている生地の間に特殊な加工を施すことで構造により水を防ぐものをいいます。

「防水スプレー」と一般的に呼ばれているものは、生地の上から水を「はじく」ための溶剤を塗布するものになります。
撥水スプレーと呼ぶほうが間違いがないかもしれません。

ウールリッチの商品には、防水加工を施している商品も撥水加工を施している商品もございます。

■防水と撥水の効果について
防水加工商品は、生地や部品が破損するまで一定の効果を保ちます。
しかし撥水加工の商品に関しては、着用を重ねていく内に付いた汚れが撥水力を低下させる原因になります。
そのため定期的に「撥水加工」を施すことで快適に長く商品をお使いいただけます。

撥水加工や汚れにつきましては、技術と経験のあるクリーニング店にてご相談いただくことをお勧めいたします。

■撥水スプレーをご使用の場合
撥水スプレーをご使用される場合は、ウールリッチでご購入いただいた商品の素材が撥水スプレーに適合しているか、商品内側の品質表示をご確認頂ければより安全です。
万一のシミなども懸念されますので目立たない部分でお試しの上、ご使用ください。

各商品で使用している生地の特性については、店舗やカスタマーサービスまでお問い合わせください。

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