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WOOLRICH Outdoor Label : GORE-TEX JACKET Pt.3
ウールリッチのゴアテックスジャケット。4人の洒落者はどう着る?- 熊谷富士喜 -

Sep 28, 2024

GORETEX 3L FISHING GEAR JACKET : Fujiki Kumagai
伝統を継承しながら、モダンにアップデートした温故知新な服。

— 熊谷さんは祐天寺に自身のお店を構えていますが、どうしてこの街だったんですか?

熊谷:東横線沿いに地元があるというのもあって、就職をして、ひとり暮らしをはじめたのが祐天寺だったんです。「トランポット」という古着屋さんがあるんですが、そこがすごく好きで昔から通っていました。

結局、就職した会社を辞めて、そこで働くことになるんですけど。それで24歳のときに独立して、自分のお店もここでスタートして。気づけばずっと祐天寺にいますね。

— 古着の中でも、熊谷さんが好きなジャンルはありますか?

熊谷:最初はフレンチ系の古着が好きだったんですけど、その背景にアメカジがあったように思います。その後はアメリカのものを店に出すようになって、いまはまたヨーロッパのものも多くなってますね。

そういう意味では垣根が無くなってきています。最近ではタイとか、東南アジアのものも増えてきていますし。服の勉強っていろんな国でできると思うので、視野を狭めずに取り組んでいますね。

— アウトドアの服も着たりしますか?

熊谷:それこそ〈ウールリッチ〉の服は一番着ていました。学生のときにマウンテンパーカを買って、それもよく着てたし、ニッカポッカみたいなパンツもあって、それも集めてました。

なので今回、この企画に参加できてめちゃくちゃ嬉しいです(笑)。

— どうして〈ウールリッチ〉に惹かれるのでしょうか。

熊谷:他のアウトドアブランドの服も着ることはあるんですけど、自分が古着を好きになった時代に古着屋さんでよく見かけたのが〈ウールリッチ〉でした。

その影響がすごくあって、学生でも手を出しやすくて、いろんなひとが似合う普遍的なデザインの服が多かった。それでよく着ていたんです。

— 今回のジャケットはいかがですか?

熊谷:温故知新な服だと思いますね。〈ウールリッチ〉の伝統を継承しながら、ゴアテックスを使ってアップデートをしている。いま日本でもスコールみたいな雨が増えてきましたけど、そういう天気にも対応できるジャケットになっているのが嬉しいですよね。

丈が短めになっているので、若いひとでも着やすいし、女性も親しみやすい服になっているというのも大きなポイントだと思います。

— コーディネートはどんなことを意識しましたか?

熊谷:もうすぐ40歳になるので、いい具合におじさんぽさが出せたらなと。コーデュロイのパンツを選んだんですけど、もともとこの素材はハンティングとかそういうシーンで使われていたと思います。

そうした背景を重ねながら、アウトドアっぽい着こなしにしました。

profile

熊谷富士喜

1985年、神奈川生まれ。大学卒業後にセレクトショップに入社し、企画や営業、バイイングに携わる。2013年に自身のアイウェアブランド「kearny」を設立し、デザイナーを務める。
Instagram:@fujiki_kumagai

Edit_Tsuji, Ryo Muramatsu

Photo_Kazuma Yamano

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WOOLRICH Outdoor Label : GORE-TEX JACKET Pt.3
ウールリッチのゴアテックスジャケット。4人の洒落者はどう着る?- 熊谷富士喜 -

Sep 28, 2024

GORETEX 3L FISHING GEAR JACKET : Fujiki Kumagai
伝統を継承しながら、モダンにアップデートした温故知新な服。


— 熊谷さんは祐天寺に自身のお店を構えていますが、どうしてこの街だったんですか?

熊谷:東横線沿いに地元があるというのもあって、就職をして、ひとり暮らしをはじめたのが祐天寺だったんです。「トランポット」という古着屋さんがあるんですが、そこがすごく好きで昔から通っていました。

結局、就職した会社を辞めて、そこで働くことになるんですけど。それで24歳のときに独立して、自分のお店もここでスタートして。気づけばずっと祐天寺にいますね。

— 古着の中でも、熊谷さんが好きなジャンルはありますか?

熊谷:最初はフレンチ系の古着が好きだったんですけど、その背景にアメカジがあったように思います。その後はアメリカのものを店に出すようになって、いまはまたヨーロッパのものも多くなってますね。

そういう意味では垣根が無くなってきています。最近ではタイとか、東南アジアのものも増えてきていますし。服の勉強っていろんな国でできると思うので、視野を狭めずに取り組んでいますね。

— アウトドアの服も着たりしますか?

熊谷:それこそ〈ウールリッチ〉の服は一番着ていました。学生のときにマウンテンパーカを買って、それもよく着てたし、ニッカポッカみたいなパンツもあって、それも集めてました。

なので今回、この企画に参加できてめちゃくちゃ嬉しいです(笑)。

— どうして〈ウールリッチ〉に惹かれるのでしょうか。

熊谷:他のアウトドアブランドの服も着ることはあるんですけど、自分が古着を好きになった時代に古着屋さんでよく見かけたのが〈ウールリッチ〉でした。

その影響がすごくあって、学生でも手を出しやすくて、いろんなひとが似合う普遍的なデザインの服が多かった。それでよく着ていたんです。

— 今回のジャケットはいかがですか?

熊谷:温故知新な服だと思いますね。〈ウールリッチ〉の伝統を継承しながら、ゴアテックスを使ってアップデートをしている。いま日本でもスコールみたいな雨が増えてきましたけど、そういう天気にも対応できるジャケットになっているのが嬉しいですよね。

丈が短めになっているので、若いひとでも着やすいし、女性も親しみやすい服になっているというのも大きなポイントだと思います。

— コーディネートはどんなことを意識しましたか?

熊谷:もうすぐ40歳になるので、いい具合におじさんっぽさが出せたらなと。コーデュロイのパンツを選びましたけど、もともとこの素材はハンティングとかそういうシーンで使われていたと思います。

そうした背景を重ねながら、アウトドアっぽい着こなしにしました。


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熊谷富士喜

1985年、神奈川生まれ。大学卒業後にセレクトショップに入社し、企画や営業、バイイングに携わる。2013年に自身のアイウェアブランド「kearny」を設立し、デザイナーを務める。
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Edit_Tsuji, Ryo Muramatsu

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