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OUTDOOR DOCUMENTARIES"FLY FISHING"
at Kuroiso,Tochigi

Oct 9, 2024

— 栃⽊・⿊磯での⽣活について

高橋みどり: コロナ禍をきっかけに東京から黒磯へ来ても良いな、という事で居を構えました。

そして、夫の実家のあった土地に家を造った家を建てた事によって黒磯での新しい生活が始まりましたね。

吉田昌太郎: この土地には想い出深い、建物や庭、木がありました。

コロナ禍以降、東京ではなく黒磯が面白いのではないかと気がついてこの土地でどの様に住むかと考えたときに、やはり東京とは逆で庭を広くして、小さい家にするという、発想で小さく楽しく住むというのが面白いなと思いましたね。

— アンティークタミゼ・タミゼテーブルについて

吉田昌太郎: 東京で20年、お店を経営していたのですが、コロナ禍の時にこの場所で自粛生活をしてみて、むしろ東京じゃなく、黒磯でお店をやった方が楽しいと感じて移ってきました。大正末くらいに出来た建物で、元々はタクシーの会社でしたね。こちらが車庫で隣がメカニックで、建物の魅力で借りました。

オブジェといえば、オブジェですけど時代に関係なく生活が楽しくなる、魅力のあるものを自分の目線で選んで集めています。

高橋みどり: 夫は恵比寿でアンティークショップを営んでいまして私は元々、料理関係のスタイリストなので本づくりが本職で、器と料理をテーマに仕事をしていました。

その様な日用品を小さな町で扱う雑貨屋のおばちゃんの様なことを最終的にはやりたいなと思っていたので、ここで紅茶や器を売ったり、もちろん料理本を売ったりと生活が少しでも楽しくなるような事を提案していきたいと考えていました。それで今に至るとう感じです。

— フィッシングや⾃然との付き合う魅力は?

吉田昌太郎: この場所にはたまに東京の友人が来た時に綺麗な川を見せたいので、来ますかね。本当、気まぐれで来ます。お店を開けて、川虫が飛んでいるかと思うと『じゃあ、お店閉めて釣りに行ってこようかな』って、片方のお店が勝手に閉まっています笑 あれ?いない? みたいな。妻に店番を頼んで、僕が釣りに来てしまうとかありますね笑

自然から学ばせてもらっているというか、釣りをして穏やかな気持ちを学んでいるとういことが、自分にとって釣りの一番の魅力です。

高橋みどり: 私は東京の生まれなので、畑仕事のご縁は全く無かったんですけど、実は土を触ってみたり、自然は好きなので一緒に釣りに行くとその空気に触れる事ができる。後ろに着いてって一緒に川を渡ったり・・・やはり、自然は美しいです。

釣りは一人では行けないけれど、夫の付き添いで行くとついでに自然を楽しめるのがラッキーって感じですよね。

— 移住して変わった心境の変化など教えてください。

高橋みどり: 変な話、歳を重ねると土が恋しくなる事を実感しました。庭で畑を行なって、採れたものを食べる。これ以上の幸せはないです。

毎日、美味しくご飯を食べながら「幸せ」を感じて、凄く人間的な生活になっています。

吉田昌太郎: 石蔵に長い間、眠っていた祖父の描いた油絵を家の壁に飾る事でいままで忘れていた先祖や親の兄弟に見守られている感じがします。

家族の想い出や歴史と共に、またこの土地で歩み出した事が凄く心地良いですね。

profile

吉田 昌太郎

1972年東京生まれ。栃木県黒磯で育つ。2001年元麻布にてアンティークスタミゼをオープン。2005年店舗を恵比寿に移転。開店21年目の2022年、コロナ禍を機に黒磯に移住しリニューアルオープン。店内には独自な視線で集められた様々な国の生活道具が並べられている。店舗・住宅の空間プロデュースも手掛ける。著書には『オルガの木靴』(目の眼) 、『アンティークス タミゼ・スクラップブック』(筑摩出版)など
tamiser.com @antiques_tamiser

高橋 みどり

1957年群馬県生まれ。2歳から東京で育つ。広告から出版に至るまで食まわりを中心にフードスタイリストとして活動し関わった料理本は100冊以上。自身のライフスタイルも雑誌やメディアで多数紹介されている。現在は東京を離れ、夫の故郷である黒磯へ移住。現在は『タミゼ テーブル』の店主としてライフワークを送っている。主な著書は『おいしい時間』(アノニマ・スタジオ)、『酒のさかな」(筑摩書房)など
tamiser.com @tamiser.table

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Oct 9, 2024


— 栃⽊・⿊磯での⽣活について

高橋みどり: コロナ禍をきっかけに東京から黒磯へ来ても良いな、という事で居を構えました。

そして、夫の実家のあった土地に家を造った家を建てた事によって黒磯での新しい生活が始まりましたね。

吉田昌太郎: この土地には想い出深い、建物や庭、木がありました。

コロナ禍以降、東京ではなく黒磯が面白いのではないかと気がついてこの土地でどの様に住むかと考えたときに、やはり東京とは逆で庭を広くして、小さい家にするという、発想で小さく楽しく住むというのが面白いなと思いましたね。

— アンティークタミゼ・タミゼテーブルについて

吉田昌太郎: 東京で20年、お店を経営していたのですが、コロナ禍の時にこの場所で自粛生活をしてみて、むしろ東京じゃなく、黒磯でお店をやった方が楽しいと感じて移ってきました。大正末くらいに出来た建物で、元々はタクシーの会社でしたね。こちらが車庫で隣がメカニックで、建物の魅力で借りました。

オブジェといえば、オブジェですけど時代に関係なく生活が楽しくなる、魅力のあるものを自分の目線で選んで集めています。

高橋みどり: 夫は恵比寿でアンティークショップを営んでいまして私は元々、料理関係のスタイリストなので本づくりが本職で、器と料理をテーマに仕事をしていました。

その様な日用品を小さな町で扱う雑貨屋のおばちゃんの様なことを最終的にはやりたいなと思っていたので、ここで紅茶や器を売ったり、もちろん料理本を売ったりと生活が少しでも楽しくなるような事を提案していきたいと考えていました。それで今に至るとう感じです。

— フィッシングや⾃然との付き合う魅力は?

吉田昌太郎: この場所にはたまに東京の友人が来た時に綺麗な川を見せたいので、来ますかね。本当、気まぐれで来ます。お店を開けて、川虫が飛んでいるかと思うと『じゃあ、お店閉めて釣りに行ってこようかな』って、片方のお店が勝手に閉まっています笑 あれ?いない? みたいな。妻に店番を頼んで、僕が釣りに来てしまうとかありますね笑

自然から学ばせてもらっているというか、釣りをして穏やかな気持ちを学んでいるとういことが、自分にとって釣りの一番の魅力です。

高橋みどり: 私は東京の生まれなので、畑仕事のご縁は全く無かったんですけど、実は土を触ってみたり、自然は好きなので一緒に釣りに行くとその空気に触れる事ができる。後ろに着いてって一緒に川を渡ったり・・・やはり、自然は美しいです。

釣りは一人では行けないけれど、夫の付き添いで行くとついでに自然を楽しめるのがラッキーって感じですよね。

— 移住して変わった心境の変化など教えてください。

高橋みどり: 変な話、歳を重ねると土が恋しくなる事を実感しました。庭で畑を行なって、採れたものを食べる。これ以上の幸せはないです。

毎日、美味しくご飯を食べながら「幸せ」を感じて、凄く人間的な生活になっています。

吉田昌太郎: 石蔵に長い間、眠っていた祖父の描いた油絵を家の壁に飾る事でいままで忘れていた先祖や親の兄弟に見守られている感じがします。

家族の想い出や歴史と共に、またこの土地で歩み出した事が凄く心地良いですね。

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吉田 昌太郎

1972年東京生まれ。栃木県黒磯で育つ。2001年元麻布にてアンティークスタミゼをオープン。2005年店舗を恵比寿に移転。開店21年目の2022年、コロナ禍を機に黒磯に移住しリニューアルオープン。店内には独自な視線で集められた様々な国の生活道具が並べられている。店舗・住宅の空間プロデュースも手掛ける。著書には『オルガの木靴』(目の眼) 、『アンティークス タミゼ・スクラップブック』(筑摩出版)など
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高橋 みどり

1957年群馬県生まれ。2歳から東京で育つ。広告から出版に至るまで食まわりを中心にフードスタイリストとして活動し関わった料理本は100冊以上。自身のライフスタイルも雑誌やメディアで多数紹介されている。現在は東京を離れ、夫の故郷である黒磯へ移住。現在は『タミゼ テーブル』の店主としてライフワークを送っている。主な著書は『おいしい時間』(アノニマ・スタジオ)、『酒のさかな」(筑摩書房)など
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