Woolrichは約200年前に
小さなウーレン・ミルを設立し、
シャツやブランケットを
今も実直に生産し続けています。
その一方で、
その時代の最先端のファブリックとの出会いは
大きな喜びであり、重要なインスピレーションです。
つまり冬のアウターは、
私たちの目線や進化を伝えるもの。
クラシックであることの満足感、ハイテクの快適性。
どちらも同じくらい、
ブランドを象徴する大切なものです。
Outer:01
PEACHED COTTON 3IN1 PARKA
ピーチド コットン 3イン1 パーカ
フード付きのインナージャケットが取り外せて、単体でも着られる、3in1のロングパーカ。冬の厳しい寒さも、春の柔らかな暖かさにも、快適に着用することが可能です。ピーチ加工を施し、起毛感を表現したマウンテンクロスは、コットン100%のようなナチュラル感がありシーンを選ばずコーディネートできるでしょう。キルティングステッチを施したライニングは、軽量かつ保温性の高いプリマロフト エコブラックを封入しています。
アースカラーで全身のトーンを統一すれば、自然とともに生きてきたWoolrichのアイデンティティがそこに生まれます。カノニコ社のバージンウールを使用したダウンベストと肉厚なフランネルシャツを重ねれば、都会の冬は快適に乗り越えられます。アウターのインナージャケットに描かれたグラフィックが、ナチュラルな着こなしのアクセントに。
Outer : 02
GTX JACKET
ゴアテックス ジャケット
ショート丈のスタイリッシュなジャケットは、エレガントで少しモードや雰囲気が漂わせました。ゴアテックスファブリックとダウンの組み合わせで、防寒性も完璧です。ライニングには、取り外し可能な黒グランテープのストラップや冷風の侵入を防ぐウエストのゴムベルトを備えました。高品質なスキーウェアがインスピレーションとなっています。
デザインの特徴は、存在感のある大きな襟と、ラウンドしながらフロントを短く、バックを長く設けたアンバランスな着丈。この特徴的なフォルムを生かすために、シャツをインして、ウエストとネックをすっきりと見せました。ブラックとホワイトのシックなモノトーンのコーディネイト。そこにネルシャツなどを取り入れることで、クラシックな魅力も取り入れています。Woolrichらしいバランス感を表現しています。
Outer : 03
PERTEX PUFFER JACKET
パーテックス パファー ジャケット
印象的なライムイエローが視線を集めますが、注目して欲しいのはディテールワークです。山型のシェブロンステッチが施された表面と、水平なステッチが走る背面と、前後で異なるデザインがこだわり。そしてボリューム感のある中綿には、RDS認証された高品質なホワイトダックダウンを封入しました。ダウンチューブに合わせた大きなハンドウォーマーポケットも、デザインとしても機能しています。
ブランドロゴを配した袖のテープをはじめとする各所のディテールを生かして、ジャケット以外をブラックで統一しました。アウターを際立たせつつも派手さを感じさせない、落ち着きのあるコーディネートです。フリースパンツとハーフジップのトップスはプレミアムなコットンとポリエステルのブレンド素材。現代的で、スマートなテックスタイルです。
Outer : 04
ALSEA SHORT VEST
アルセア ショート ベスト
取り回しのきく、クロップド丈のダウンベストは、都会的なスマートなスタイルからアウトドアのアクティビティまで幅広く活躍できる万能なアイテム。コンパクトなフォルムを意識して、裾をフラットにデザインしました。撥水性をもたせたナイロン素材は、少しの雨なら弾いてくれます。ジップとスナップボタンを留めると比翼仕立てのフロントに。縦に走る3本のステッチも特徴的なディテールです。
ダウンステッチが3本のみなことから、実際の着丈よりもコンパクトに感じる、シンプルにして個性的なベスト。大判のチェックスカーフが、ボリュームをもたせるアクセサリーとして効果的です。アルパカとモヘアをブレンドしたふんわりとした素材感とフリンジが、大柄のチェックと相まって温かみを添えるでしょう。コーデュロイシャツや色落ちジーンズなど、カジュアルなアイテムを使って70sのヘビーデューティをイメージしつつ、個々の独特のバランスで現代的に昇華しています。
Photography_Teruo Horikoshi [TRON]
Styling_Itsumi Takashina
Hair & Make-Up_Taeko Suda
Model_Jeremy [west management],
Alissa [west management]
Design & Development_past inc.
Production_MANUSKRIPT
( 2024.11.22 )