スタイリスト荒木大輔さん提案
気温別アウタースタイルMENS編

冬スタイルの主役であるアウター。地味になりがちな冬のアウター着こなしを、気温別に人気スタイリスト荒木大輔さんが指南。

12℃未満の場合…ダウンシャツジャケット

縦ステッチが特徴のダウンジャケットは、イタリアの老舗ウールメーカーカノニコ社の100%バージンウールを使用したもの。ボタンまで同色なので洗練された印象に仕上がります。

「キャメルアウターは全体を淡い色でまとめるのがポイント。インナーはハーフジップのデザイン性あるスウェットでカジュアル過ぎない装いに。着こなしが一気に映えるホワイトデニムは難易度が高いので、合わせるアイテムは同色ではなくグレーやベージュでトーンを揃えるくらいがおすすめ」

8℃未満の場合…ウールアウター

軍用に使用されていた、防寒・耐久性に優れた重厚感ある厚手の生地。襟、袖口、裾はリブ編みで可動域と防寒性を保ちます。

「INに軽めのダウンを合わせた、レイヤードスタイル。アウターとパンツをネイビーのワントーンにすれば、インナーや小物は何を合わせてもOK。ネイビーというだけで、ラフなアイテムもシックな印象に」

5℃未満の場合…‥ダウンジャケット

ブランドの代表的ダウン「アークティックパーカ」をベースにしたショート丈モデル。ラマークロスを使用し、テフロン加工が施されているため水や風に強いのが特徴。

「ポイントはなんと言っても配色。ダウンのきれい色のインナーには、反対色であるオレンジのシャツを。このブルーカラーが実は万能色。チノパン以外にブルーやブラックデニム、カーゴパンツとも相性がいいです」