この時期はアウターとして、冬はコートのインナーとしても活躍する「OVERSHIRT」。ブランドを代表とするアイテムは、ファッション業界人も注目。そのワケを紹介します。

STYLIST:DAISUKE ARAKI

「最近の自分のワードローブになかった赤のチェックが新鮮で。シャツでもアウターでも使える利便性の高さや中綿入りなので長く活躍してくれそうな点が魅力。襟を立ててストラップで留めることができるデザインも気に入ってます。色数を増やすと野暮ったくなりがちなので赤以外はグレーで統一しました」イタリア製のメルトンウールを使用したダウンオーバーシャツ。

STYLIST:SHOGO YOSHIMURA

「“シャツ以上アウター未満”でとても使い勝手がいいオーバーシャツ。メルトンの質感は程よく肉厚ながらもなめらかで、首元のチクチク感がなくて着心地もいい。クラシックなBDシャツやチノパン、モカシンシューズでアーバンヘビーデューティーの雰囲気で着ています」ウールリッチを代表するシンプルなオーバーシャツ。胸元にはフラップ付きのパッチポケット。

HAIR&MAKEーUP:KOSUKE HIROSE

「主張しすぎないチェックなのでとにかく合わせやすい。ストライプシャツで柄同士を合わせてもちょうどいいアクセントに。ゆるっとしたパンツをよく履くので、そう言ったパンツともバランスがとりやすいサイジングや、中にスエットを入れても着膨れしないシルエットも気に入っています」襟にはウールリッチのロゴ入りのベルクロ付きで留めると表情が変化。

Profile

荒木大輔さん
(Instagram @arakid3)
スタイリスト熊谷隆志氏に師事。独立後、メンズファッション誌「GQ」「OCEANS」ほか、ミュージシャン、俳優、ブランドのルックブック等のスタイリングを手掛けている。

吉村祥吾さん
(Instagram @shogo_yoshimura_stylit)
スタイリスト舛舘和憲氏に師事。独立後、メンズファッション誌「2nd」「Begin」ほか、ブランドカタログやCMなどのスタイリングを手掛けている。

廣瀬浩介さん
(Instagram @hiroco0358)
ヘアメイク笹本恭平氏に師事。独立後、女性ファッション誌「VERY」からメンズファション誌「MEN’S NON-NO」まで、またブランドカタログなど幅広く手掛けている。